【PythonでCIVID-19分析】日本版(1) Part3:データの前処理 1-3(欠損値の削除)

投稿者: | 2020年5月29日

前回に引き続き、今回も日本版(1)のデータの前処理編です。

前回はデータフレームc19_j1から不要な行を1つ・列を2つ削除するところまで行いました。

これで日付と都道府県だけのデータになりましたが、これだと今の私にはPythonで分析出来る状態にありません。

その為、もう一手間加える必要があります。

具体的には日付・罹患者数・都道府県の3列になるように処理を加えたいと思います。

しかし、その前に一つ行っておかなければいけないことを忘れていました。

欠損値の確認です。

最後に行って必要な情報も消してしまっては元も子もないので、遅ればせながら欠損値の確認を行おうと思います。

c19_j1.isnull().sum()

で欠損値の個数を確認したところ、日付以外は全て15個の欠損値が存在することが分かりました。

さらに

c19_j1.head()
c19_j1.tail()

で 、先頭と末尾の内容を確認します。

末尾を見ると20200527〜20200531が全てNaNで欠損値になっています。

さらに末尾からの表示範囲を広げて調べると、20200517以降が全て欠損値であることが分かりました。

これは元データであるSIGNATE COVID-19 Case Datasetをダウンロードしたのが2020/05/16だったので、2020/05/17以降がなくて当然。

データとして正しいと判断できます。

欠損値が存在するのは20200517以降。

これなら欠損値をまとめて削除しても問題がなさそうです。

c19_j1 = c19_j1.dropna()
c19_j1.isnull().sum()

で、欠損値を削除し、あらためて欠損値の個数を確認します。

15個あった欠損値が0になり、欠損値がなくなったことが確認できました。

念の為に末尾も確認しておきます。

無事、欠損値のある20200527〜20200531が削除され、20200116〜20200516のデータになっています。

このデータをさらに処理して、次回の作業を進めようと思います。

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