2020/01/16から2020/06/07時点のデータを使って日本のCIVID-19の感染状況を分析してみようと思います。
まずは日本全国の日付別の感染状況を確認してみます。
5/25に緊急事態宣言が継続されていた残りの5都道県、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・北海道が解除されました。
これで日本全国の緊急事態宣言が解除されたことになります。
そのことを踏まえてグラフを見てみると、感染状況は小康状態と言えるかもしれません。
5/29に64件、5/28に61件と60件台を記録していますが、6月に入ってからは6/2に50件を記録しているものの、その他は40件台が3日、30件台が2日、20件台が1日といずれも下回っています。
ただ徐々に感染者数が減っているのかというとそうではなく、6/3に27件になったかと思うと、翌日の6/4から6/6迄の3日間は40件台が続くなど予断を許さない状況が続いています。
また感染者数の推移が、4月に爆発的な感染拡大を見せる前の3月と状況が似ていることも気になります。
3月と同じパターンを辿ると、6月末に感染者数が急増し、7月に爆発的な感染拡大という可能性も無きにしも非ず。
当時と今とではCIVID-19に対する認識も対応も政府・個人とも異なるので、同じ轍を踏むとは思いませんが油断は禁物だと考えます。
次に都道府県別の感染状況を確認してみようと思います。
しかし、2020/01/16から2020/06/07までのこのグラフだと期間が長すぎ、緊急事態宣言後の実情の分析には適しません。
その為、緊急事態宣言解除後の5/25から6/7のデータで分析を行おうと思います。
いまだ感染が続いているのが47都道府県の中の内18。
感染者数が多いのは東京都の232件を筆頭に、福岡県が136件、北海道の67件、神奈川県の65件と続きます。
しかし、それ以降は千葉県の10件までが二桁で、それより以降はいずれも一桁台となっています。
以上のことから感染者数が特に多いのは東京都・福岡県・北海道・神奈川県の1都1道2県ということになります。
さらに直近一週間の状況も確認してみます。
感染が続いているのは47都道府県の中の内16。
愛媛県と奈良県の2県が減っています。
感染者数が多いのは東京都の147件を筆頭に、福岡県が44件、北海道の30件、神奈川県の28件と続き、トップ4の顔ぶれと並びは変わりません。
それ以外は1桁台。
今後は感染が続く都道府県の数が減り、東京都・福岡県・北海道・神奈川県の感染者数が減ってゆくことを願いたいものです。
これで日本版(1)は一旦終了。
以降は一週間に一度のペースで状況の確認と分析を行いつつ、可能なら新しい項目を追加するなどして分析の幅を広げていきたいと思います。
次回からは、次のステップとして日本版(2)に取り組もうと思います。