【PythonでCIVID-19分析】日本版(1) : データの視覚化・分析 2020/06/15時点

投稿者: | 2020年6月18日

2020/01/16から2020/06/15時点のデータを使って日本のCIVID-19の感染状況を分析してみようと思います。

まずは日本全国の日付別の感染状況を確認してみます。

真っ先に気になるのは直近の感染状況の増加です。

6/8に21人まで減った感染者数が、それ以降減ることなく増えています。

特に直近の6/14・15の2日は60人台と、これは5/28・29に記録して以降の多さとなり気になる数字です。

しかし、これはPCR検査数がここ最近になって増えたからと考えることもできます。

以前から日本のPCR検査数が少ないことは世界から指摘されていることでもあります。

今後PCR検査数が増えれば増えるほど感染者数が増える可能性があります。

もしそうなら、今後より日本の感染状況の実態が見えてくると思われます。

手元の資料からはこれ以上は何とも言えませんが、現在用意している日本版(2)ではPCR検査数も追いかけるつもりなので、早急に用意できればと思います。

次に都道府県別の感染状況を見てみようと思います。

第一波が一段落し、1月から現在までの長期の感染者より直近のそれの方が現状を把握できると思うので、直近一週間の状況を確認してみようと思います。

東京都が不動の1位は変わらず。2位以下は北海道・福岡県・神奈川県・埼玉県と続き、以前とは多少の順位の変動こそあれ、こちらも変わらない名前が並びます。

より具体的に違いを比較する為、6/1〜6/7と6/8〜6/14までのそれぞれ一週間の状況を比べてみます。

まず都道府県全体の増減ですが、6/1〜6/7が16都道府県だったのに対し、6/8〜6/14は13都道府県にまで減少しています。

群馬県・広島県・栃木県・石川県が感染者数が0なり、新たに鹿児島県で1名発生した為です。

これは良い兆候に思えます。

しかし、感染者数の合計を見るとが6/1〜6/7が275名だったのに対し、6/8〜6/14は287名に増えています。

これは矛盾した状況に思えます。

内容を詳しく見ると、感染が続いている13都道府県の内、8都道府県で増加が見られました。

このことから都道府県ごとの感染状況の違いが鮮明になってきていることが分かります。

また感染の続いている都道府県は増加傾向にあることも見てとれます。

これが先にも述べたPCR検査数の増加によるものならいいのですが、そうでないのなら注意する必要がありそうです。

最後に東京都と私の所在地である兵庫県の感染状況を比べてみます。

兵庫県は感染者0人が続いていますが、東京都は連日の2桁の感染者の発生が続いています。

ここでもエリアによる感染状況の違いが明確に見えます。

東京アラートが6/2に発令され6/11に解除されましたが、東京都の感染状況は解除後より悪くなっています。

これがPCR検査数の増加によるものなのか、そうでないのかは判然としませんが、今後の状況を見守る必要がありそうです。

また、そろそろ県をまたいでの移動が解除されそうな状況となっています。

その後の感染状況の増減に注目したいと思います。

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