【PythonでCIVID-19分析】日本版(1) : データの視覚化・分析 2020/07/05時点

投稿者: | 2020年7月6日

2020/01/16から2020/07/05時点のデータを使って日本のCIVID-19の感染状況を分析してみようと思います。

まずは日本全国の日付別の感染状況を確認してみます。

先週の時点でグラフの右肩上がりは顕著でしたが、今週はより顕著な感があります。

先週の最大値が112人台だったの対し、今週は倍以上の268人。

週初めこそ、109人、132人、127人と比較的増加が少なめでしたが、中盤から後半にかけて192人、249人、268人、196人と一気に倍増しています。

いよいよ第二波の到来を感じさせる数字の推移です。

次に都道府県別の直近一週間の感染状況を確認してみようと思います。

相変わらず東京都の数字の大きさが際立ちます。

また、神奈川県・埼玉県・千葉県の隣接する地域も相変わらずの多さ。

さらに前回は19都道府県だった感染地域が、今回は28都道府県にまで増えています。

一週間の感染者数も先週の560人から1273人と倍増。

こちらも第二波の到来を感じさせる数字の推移となっています。

熊本県・徳島県・和歌山県・石川県の感染者がいなくなり、新たに鹿児島県、静岡県・岐阜県・奈良県・愛知県・滋賀県・宮崎県・長崎県・山形県・新潟県・富山県・広島県・鳥取県で感染者が発生しています。

特徴的なのは東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の首都圏のランキングトップ組の感染者がどれも倍増していること。

特に神奈川県は4倍近い増え方を示しています。

前回に引き続き感染のあった地域は、北海道と宮城県の二道一県で減少が見られたものの、他の十二都府県では数字が増えています。

感染地域の増加を考えると、やはり第二波の到来を感じさせれます。

最後に東京都と私の所在地である兵庫県の感染状況を比べてみます。

兵庫県の2020/06/29〜2020/07/05の一週間の新規感染者数は7人でした。

一方の東京都は652人。

数字の差は歴然です。

また、増加傾向は見られるものの、今のところ東京都のような急激な増加は兵庫県には見られません。

そのことから局地的、部分的な第二波の到来を感じるものの、4月の時のような日本全国的なものでは、まだないと判断できます。

このまま収束へと向かえば良いのですが、ここ数週間続く右肩上がりの新規感染者数を考えると、減少より増加の方が可能性が高そうです。

来週以降の数字の変化、特に東京都とその隣接する3県の新規感染者数、都道府県の感染地域の増減には、特に注目したいと思います。

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