【PythonでCIVID-19分析】世界版 CIVID-19状況 Part8:データの前処理 1-8(データの結合・整形)

投稿者: | 2020年7月11日

前回に引き続き世界版のデータの前処理を続けます。

前回は日付の整形までを行いました。

今回は現在バラバラの188国分のデータセットを1つに結合し、先程作成した日付を新たな行として追加、カラムの並び替え・リネームを行えばRecoveredのデータセットを完成させます。

まずは188国分のデータセットを1つに結合します。

今回もconcatを使用します。

#バラバラの188国分のデータセットを1つに結合
c19w_Recovered = pd.concat(lo_df , sort=False)

c19w_Recovered.head()
c19w_Recovered.tail()

表示されたデータを見る限り問題なさそうですが、きちんと出来上がったデータの内容を確認しておこうと思います。

188国分のデータが2020/01/22〜2020/06/26の157日分あるので、29,516行のデータになっているはずです。

#データフレームc19w_Recoveredの内容確認
c19w_Recovered.info()

きちんと29,516行のデータが作成されていました。

さらに作成したデータフレームc19w_Recoveredに新しい列Date_newを追加します。

#データフレームc19w_Recoveredに新しい列Date_newを追加    
c19w_Recovered["Date_new"] =  pd.DataFrame(ymd_l)

c19w_Recovered.head()
c19w_Recovered.tail()

列Dateと列Date_newを比べて日付の変換・内容が一致していることが確認できます。

あとは
①不要になった列Dateの削除
②カラムの並び替え(Date_new・Country・Recovered)
③カラムのリネーム(Date_newをDateに変更)
④データフレームのcsvファイルへの書き込み・再読み込み
迄を一気に行います

#不要になった列Dateの削除
del c19w_Recovered["Date"]

#カラムの並び替え
c19w_Recovered = c19w_Recovered[["Date_new","Country","Recovered"]]

#カラムのリネーム
c19w_Recovered= c19w_Recovered.rename(columns={"Date_new" : "Date"})

#csvファイルへの書き込み
c19w_Recovered.to_csv("c19w_Recovered.csv",index =None , encoding = "utf=8")

#csvファイルからの読み込み
c19w_Recovered = pd.read_csv("c19w_Recovered.csv" , encoding = "utf=8")
c19w_Recovered.head()

これで188カ国分の157日分(2020/01/22〜2020/06/26)のRecovered(回復者)データセットが完成しました。

あとは同じ要領でconfirmed(感染者)、Deaths(死亡者)のデータセットを作成し、マージで横にそれぞれを結合すれば希望するデータセットの完成となります。

あと一息のところまで辿り着きましたが、続きは次回に行おうと思います。

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