2020/01/16から2020/07/26時点のデータを使って日本のCIVID-19の感染状況を分析してみようと思います。
まずは日本全国の日付別の感染状況を確認してみます。
グラフを確認すると、7/22に791人の新規感染者数を記録し、第一波4/11の691人の最多人数を更新しています。
さらに翌日の7/23には966人を記録して、さらに一日の新規感染者数の最多人数を更新してしまいました。
それ以降も772人、792人、829人と第一波の最多人数を上回る新規感染者数が続いてます。
第二波の到来は確定と考えて良さそうです。
4月の第一波は三段の波を描いた後ピークを付け、緩やかに収束へと向かっています。
一方で。今回7月の第二波は四段の波を描いてなおピークと付ける気配はありません。
次回7/27〜8/2の期間で、あっさりと今回7/20〜7/26の最多人数を更新し、より高い五段を描く可能性があります。
そして、それは今回7/20〜7/26の勢いを考えると、実現する可能性が高そうです。
次に都道府県別の直近一週間の感染状況を確認してみようと思います。
感染地域は47都道府県の内の43都道府県。
残り4県で全国に感染が広がってしまう差し迫った状況です。
特徴的なのはこれまでトップグループを形成していた首都圏の東京都・埼玉県・神奈川県・千葉県の間に、大阪府・愛知県・福岡県の三件が割って入ったことです。
いずれも大都市を抱える府県。
ここに来て人口密集地で感染が広がっていることが見て取れます。
感染地域は前々々回6/29〜7/5が28都道府県、前々回7/6〜7/12が34都道府県・前回7/13〜7/19は39都道府県にから、先述のとおり、今回7/20〜7/26は43都道府県に拡大。
一週間の感染者数も前々々回6/29〜7/5が1,273人、前々回7/6〜7/12が2,110人、前回7/13〜7/19が3,375人に対して、今回7/20〜7/26は5,174人。
前回比1.5倍と大幅な増加となっています。
山形県・青森県で感染者がいなくなり、新たに宮崎県・佐賀県・愛媛県・秋田県・徳島県・鳥取県で感染者が発生しています。
宮崎県は43人、佐賀県は20人と多めの人数が発生しています。
次に第一波の4月と第二波の7月の同じ期間を比べてみようと思います。
同じ26日までの時点で4月第一波が11,080人に対し、7月第二波は11,691人。
残り5日を残して、既に第一波の人数を追い越してしまっています。
続いて月別の数字を比較してみます。
4月は最終的に11,952人。
7月が26日の時点で11,691人であり、差わずか261人。
今週の勢いが続けば、一日で4月の人数を上回ることは確実です。
最後に東京都と私の所在地である兵庫県の感染状況を比べてみます。
兵庫県の今回今回7/20〜7/26の一週間の新規感染者数は180人でした。
前回前回7/13〜7/19が97人だったので約2倍の大幅な増加です。
さらに注目すべきは4月第一波の一日最多人数を更新したことです。
4/11の42人を7/26に49人で更新しています。
4月第一波の一日最多人数を更新する状況は、先に確認したとおり日本全体で起こっおり、ここからも第二波の到来は確実と考えられます。
一方の東京都は前々回7/6〜7/12の時点で一日最多人数を上回り、更に7/13〜7/19で更新し、さらにそれを今回7/20〜7/26でも更新しています。
このことから兵庫県も次回以降も新規感染者数が増え、一日最多人数も更新する可能性が高そうです。
今回7/20〜7/26の数字は、7/23〜26の四連休と「Go Toキャンペーン」の影響がほとんど織り込まれていないそれです。
それらの影響が明確に数字になって表れるのは次回7/27〜8/2以降。
新規感染者数がどのように変化するのかに、今から注目したいと思います。