2020/01/16から2020/08/02時点のデータを使って日本のCIVID-19の感染状況を分析してみようと思います。
まずは日本全国の日付別の感染状況を確認してみます。
もう完全に第二波到来確定の状況です。
しかも、新規感染者数の伸び方が半端ではありません。
一日最多人数は7/31に記録した1,575人
前回7/20〜7/26の一日最多人数、7/23に記録した966人の約1.63倍の数字です。
翌日8/1にも1,532人と1,500人台を記録。
さらに8/2に1,324人と1,300人台、7/29と7/30には1243人と1242人とそれぞれ1200人を記録するなど1,000人越えの日が続いています。
7/28の968人と7/27の580人こそ1,000人を下回っており、他の日より少ないものの、数としては多い事実に変わりはありません。
グラフの描き方も急な右肩上がりが続いており、今後も収まる気配がありません。
次に都道府県別の感染状況を見てみようと思います。
感染地域は47都道府県の内の46都道府県。
残り1県で全国に感染が広がってしまう非常に差し迫った状況です。
秋田県で感染者がいなくなり、新たに大分県・岩手県・山形県・青森県で感染者が発生しています。
今回注目すべきは、第一波からずっと感染者数0人だった岩手県に、ついに新規感染者が発生したことでしょう。
いきなり4人。
7/23〜26の四連休とGo Toキャンペーンの影響と考えるのが妥当でしょう。
いずれは発生するとは思ってはいましたが、やはり残念ではあります。
今回から都道府県の感染状況をより視覚的に把握する為、ツリーマップを用意してみました。
そのツリーマップを見ると、新規感染者数は東京都・大阪府・愛知県・福岡県・埼玉県の1都1府3県で過半数を占めています。
これまで下位だった沖縄県が順位を上げてきているのは、夏の観光シーズンとGo Toキャンペーンが関係している可能性が高そうです。
いずれも大都市もしくは有名観光地を抱えており、人口密集地での感染が休息に広がっていることが見て取れます。
一週間の感染者数も前々々々回6/29〜7/5が1,273人、前々々回7/6〜7/12が2,110人、前々回7/13〜7/19が3,375人、前回7/20〜7/26は5,174人に対して、今回7/27〜8/2は8,513人と増加は留まることを知りません
次に第一波の4月と第二波の7月を月別数字で比べてみます。
4月第一波が11,080人に対し、7月第二波は17,348人。
あっさりと追い越してしまいました。
その差は約1.56倍。
8月もわずか2日を経過した段階で、既に3月・5月・6月の累計感染者数を越えてしまっています。
このままの状態が続くとは思わないし、思いたくもありませんが、単純計算だと、
2,855人÷2日×31日=44,252人
という、とんでもない数字になる可能性が考えられます。
最後に東京都と私の所在地である兵庫県の感染状況を比べてみます。
兵庫県の今回7/27〜8/2の一週間の新規感染者数は298人でした。
前回7/20〜7/26で更新した一日最多人数を今週も更新。
東京都も同様の流れであることから、次回8/3〜8/9で、さらに一日最多人数を更新しそうな勢いです。
上記のことから、第二波の到来は確定と考えて良さそうです。
問題は、いつ収束へと向かうのかですが、これがまったく検討もつかない状況です。
第一波は3段の波を描いた後に収束へと向かいましたが、第二波は5段の波を描いてなお勢いの衰える気配が見えません。
さらに日本政府は、前回の第一波は長期休暇であるゴールデンウィークを目前に緊急事態宣言で外出自粛としましたが、今回の第二波の長期休暇である盆休暇においては出す気配が見当たりません。
それを考えると、8月の新規感染者数の累計が4万人台というのもあながち外れでもないと思えてきます。
次回以降も新規感染者数の数字には目が離せない状況です。