2020/01/16から2020/09/27時点のデータを使って日本のCIVID-19の状況を分析してみようと思います。
先に分析を行った日本版(1)で今回39週目(9/21〜9/27)の感染者数は3,004人。
32週目(8/3〜8/9)の9,579人をピークに7週連続で減少。
下げ幅は下落転換初期に比べて減っているものの、ジリジリと感染者数の減少が確認されています。
上記を念頭に置いて、日本版(2)の分析に取り組みたいと思います。
まずは日本全国の感染者数・死亡者数・回復者数・PCR検査数を確認してみます。
以下は感染者数・死亡者数・回復者数・PCR検査数の週別のグラフとなります。
まず注目したいのは死亡者数。
今回39週目(9/21〜9/27)の死亡者数は48人。
前回38週目(9/14〜9/20)の58人を下回り、四週連続の減少となります。
感染者数も7週連続で減少しており、下げ幅こそ減っているものの、確実な減少が見られています。
次に月別の数字を確認します。
9月の累計死亡者数は27日経過した時点で252人。
残り3日なので直近9/27の死亡者数3人を3倍した9人の上記数字に加算すると、9月の予想累計死亡者数は261人となります。
もし上記数字となった場合、8月の累計死亡者数285人を下回ることとなります。
感染者数でも7月・8月を下回ることが日本版(1)の時点で確認されていることから、感染収束へ向けた明るい兆しが見て取れます。
今回39週目(9/21〜9/27)は9/19〜22の四連休の影響が出て、増加に転じる可能性も考えられましたが、結果は外れることとなりました。
しかし、四連休の影響が本格的に出始めるのは次回40週目(9/28〜10/4)以降になるかと思われます。
季節が秋に突入したことにより感染が広がりやすい状況。
さらに国のGo To キャンペーンにより混乱が予想され、今後も一本調子の減少は望めない状況。
年末に向けて展開の読めない状況となっています。