02020/01/16から2020/10/11時点のデータを使って日本のCIVID-19の感染状況を分析してみようと思います。
まずは日本全国の日別・週別の感染状況を確認してみます。
週別のグラフを見てまっさきに分かるのは感染者数が増加。
今回41週目(10/5〜10/11)の感染者数3,584人.
前回40週目(9/28〜10/4)の3,503人を上回ります。
わずか81人の増加なのが救いですが、今後を考えると、されど81人とも言えそうです。
9/19〜22の四連休とGo To トラベル キャンペーンの影響が明確に数字となって現れ始めた格好です。
増加が今後も継続するのか、それとも一時的なものなのか、次回42週目(10/12〜10/18)の数字の増減が今から気がかりな状況です。
次に都道府県別の直近一週間の感染状況を見てみようと思います。
今回41週目(10/5〜10/11)の感染地域は47都道府県の内の38都道府県。
前回40週目(9/28〜10/4)の38都道府県から変化はありませんでした。
増えた地域・減った地域も共に21都道府県です。
2週連続の増加ではありますが、約80人の微増。
9/19〜22の四連休とGo To トラベル キャンペーンの影響はあるものの、報道で見られた大勢で賑わう観光地のイメージほど感染者数は増えていないとも言えます。
次に月別数字を確認してみます
9月も三分の一が経過した9/11時点の感染者数は5,697人。
増加に転じている状況を鑑みて、補正無く単純に3倍して9月の累計感染者数を予測すると。17,091人。
9月の累計15,031人を上回りることになります。
多少の改善が見られたとしても、良くて9月に近い数字にしかなりそうもありません。
近い将来の収束は予想できない状況です。
最後に東京都と私の所在地である兵庫県の感染状況を比べてみます。
兵庫県の今回41週目(10/5〜10/11)の一週間の感染者数は108人。
これは前回40週目(9/28〜10/4)の一週間の感染者数は123人を下回ります。
またこれは日本全国、そして東京都が前回40週目(9/28〜10/4)から二週連続で増加に転じていることとも異なります。
次に月別の東京都と兵庫県の感染状況を確認します。
9/11時点の兵庫県の感染者数は188人。
単純に3倍して9月の数字を予想すると564人。
9月の累計感染者数442人を上回ります。
同じ計算で東京都を計算すると1,977人×3=5,931人となり、こちらも9月の累計感染者数4,921人を上回ります。
いずれの場合もよくて9月の数字に近い数字くらいが限界のようです。
以上のことから、早期の収束は見込めそうにありません。
今後、感染しやすい状況となって、数字が急激に増えるのかが気がかりな状況です。