2020/02/08から2022/02/06時点のデータを使って日本のCIVID-19の感染状況、2022年1月の総括と2月の展望を分析してみようと思います。
まずは日本全国の日別・週別の感染状況を確認してみます。
確認できるのは感染者数の急増。
2021年47週目(11/15〜11/21)に989人の三桁を記録。
以来、2021年50週目(12/06〜12/12)まで4週に渡って 三桁台を維持してきましたが、2021年51週目(12/13〜12/19)には再び四桁、1000人台に戻ってしまいした。
ここまでは共用範囲でしたが、さらに3週後の2022年1週目(12/27〜01/02)には32,359人、それからさらに4週後の2022年6週目(01/31〜02/06)には610,180人と文字通りの爆破区的な増加となっています。
2022年の年初から僅か1ヶ月で約220倍の増加という異常さ。
それは2020年から2022年の年間の感染者数を見れば一目瞭然です。
2022年の感染者数は僅か1ヶ月で2021年の年間感染者数を上回っています。
昨年末の欧米の状況を見れば当然の帰結とも言えませんが、それにしてもオミクロン株恐るべしといった状況となっています。
次に都道府県別の直近一ヶ月の感染状況を見てみようと思います。
今回は47都道府県全てで感染者数が確認され、その全てで感染者数の増加が確認されています。
下は2,144人台から上は318,455人と増え方の幅の開きも大きく、ここからもオミクロン株の感染力の強さが窺えます。
以下は東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県の首都圏と、大阪府・兵庫県・愛知県・福岡県・北海道の過去緊急事態宣言発出地域の感染者数の推移を表示したグラフです。
これまでになく少ない感染状況が確認できます。
今後もこの状況が続けばCOVID-19収束も有り得そうです。
次に月別数字を確認してみます
2022年1月の確定数字は1,043,007人。
前月の2021年12月が5,813人だったことが嘘の様な多さ。
僅か1ヶ月で約179倍になっています。
さらに過去最多だった第5波、2021年8月の567,572人と比べても約1.8倍であることから、増加の多さが窺えます。
前回分析の時点で、
しかし、世界を見渡してみると上記のような楽観はできそうにありません。
オーストリア・ドイツ・フランスといったヨーロッパの国々で再び感染爆発が起こっているからです。
しかも、過去最多を記録する悪化ぶりとなっています。
といった状況だったので、
日本も同じ状況に陥ったことが分かります。
2022年2月の数字を見ると、6日経過した時点で558,438人と第5波の最多感染者数2021年8月の567,572人に迫る数字となっています。
上記数字を元に単純計算で2月の数字を予測すると
2,606,044人=558,438人÷6日×28日
となり、1月を大きく上回ることが予想されます。
これまでの波の状況を見ると、第3波は3ヶ月、第4波は2ヶ月、第五波は3ヶ月の間、感染者数の多い状態が続き、それから減少傾向に転じていることが分かります。
そのことを考えると早くても3月以降から感染者数の減少が始まると思われます。
しかし、これは先の話。
オミクロン株の特性がこれまでと同じとは限らず、同じ、もしくは近い状況になるとも限りません。
まずは、2月以降の感染者数の増加に注目しつつ、感染予防に努めたいと思います。
死亡者数に関しては次の日本版(2)にて確認・検証・分析を行いたいと思います。