2020/01/16から2022/09/04時点のデータを使って日本のCIVID-19の感染状況、2022年8月の総括と9月の展望を分析してみようと思います。
先に分析を行った世界版で、
月別・週別で感染者数がどちらも1位・死亡者数はどちらも2位であったことが分かっています。
また、日本版(1)では日本の感染者数が月別で過去最多、さらに圧倒的に多い人数を記録していることが分かっています。
上記を念頭に置いて、日本版(2)の分析に取り組みたいと思います。
まずは週別の死亡者数を確認します。
8月の最多死亡者数は 36週目(08/29〜09/04)の2049人。
これは2022年9週目( 02/21〜02/27)に記録した過去最高の1,651人を上回ります。
感染者数が多いことが死亡者数の多さに繋がることの証左と言えます。
感染者数を減らすことがいかに肝要かが分かります。
次に月別の死亡者数を確認します。
2022年8月の確定死亡者数は 7,295人。
これは第六波の2022年2月の4,897人を上回り、過去最多を記録します。
週別数字に引き続き、ここからも感染者数が多いことが死亡者数の多さに繋がることの証左、感染者数を減らすことがいかに肝要かが分かります。
しかし、数の多寡よりも重要なのが死亡率。
感染しても死亡リスクが低ければ、脅威は下がります。
当然、死亡率が低ければ重症化リスクも低下します。
以下は、年別数字を使った死亡率となります。
死亡者数÷感染者数×100で1万人あたりの死亡者数を算出してみました。
単純計算ですが、状況を判断する材料にはなると思います。
死亡者数÷感染者数×100で1万人あたりの死亡者数を算出すると以下となります。
2020年:1.30%
2021年:0.99%
2022年:0.13%
2020年から2022年にかけて10分の1にまで減少しています。
僅か三年で死亡率が大きく低下していることが分かります。
海外ではウィズコロナに以降している国が多く、すでに過去の出来事になりつつある国もあるそうです。
日本も全数把握を9月から取りやめる方針を明らかにしており、そろそろウィズコロナに向けた動き始めた感があります。
2020年5月から開始し、6月から分析を開始した同ブログですが、こちらも次の段階に進む時が来たのかもしれません。