PythonでCIVID-19分析】日本版(2) : データの視覚化・分析 2020/07/26時点

投稿者: | 2020年7月30日

2020/01/16から2020/07/26時点のデータを使って日本のCIVID-19の感染状況を分析してみようと思います。

先に分析を行った日本版(1)で一日最多人数が第一波4/11の691人を7/22に791人で更新したことが確認されています。

先に分析を行った日本版(1)で一週間の新規感染者数が、前々々回6/29〜7/5が1,273人、前々回7/6〜7/12が2,110人、前回7/13〜7/19は3,375人に対し、今回7/20〜7/26は5,174人と拡大の一途を辿っています。

感染地域も前々々回6/29〜7/5は28都道府県、前々回7/6〜7/12が34都道府県に対して、前回7/13〜7/19は39都道府県に対し、今回7/20〜7/26は43都道府県に。

47都道府県全てに感染者が出る可能性が出てきています。

第二波の到来確定の状況であることを念頭に置いて、日本版(2)の分析に取り組みたいと思います。

まずは日本全国の感染者数・死亡者数・回復者数・PCR検査数を確認してみます。

グラフを見て明らかなのは第二波到来確定の事実。

4月第一波の際は、新規感染者数の増加が3つの波を形成して収束へと徐々に向かいましたが、7月第二波は4つの波を形成してなお衰える気配がありません。

今後、5つ目・6つ目の波を形成して、一日最多人数を更新してゆく可能性が高いと思われます。

それというのも7/22からは7/23〜26の四連休に合わせて「Go Toキャンペーン」が開始されたからです。

Go Toキャンペーンの今後の継続については不透明ですが、4月第一波の際には5月のゴールデンウィークに合わせて全国に非常事態が発令され、外出が自粛されたことにより5月・6月と収束・落ち着きへと向かったのに対し、逆の施策を政府が打ち出してしまっています。

Go Toキャンペーンが8月の長期休暇となる盆休暇の旅行喚起を目的としているのは明らかで、今後減るよりも増えることは明白です。

前々から新規感染者数の増加はPCR検査数の増加が原因とも言われています。

しかし、上記グラフを見る限り、原因の一因かもしれませんが、検査数の少ない日にも新規感染者数が多数発生しています。

以下の月別での数字を見ても、5月・6月の時点でPCR検査数は4月以上に実施されており、もしそうなら5月・6月の時点で新規感染者数は増えている必要があるということになりますが、実際には第一波前の3月並に減少しています。

原因はPCR検査数の増加以外にも求められるべきでしょう。

一方で、死亡者数の増加は新規感染者数の急激な増加に比べると、圧倒的に緩やかです。

しかし、以前は0人の日が続くことが多かった死亡者数も、ほぼ連日死亡者が発生。

人数も、1日二人が最大だったそれが、三人になるなど変化の兆候は見られます。

気になるのは、四月の第一波の際は、新規感染者数の増加に歩調を合わせて死亡者数も右肩上がりを描きましたが、7月の第二波に関しては今のところその兆候が見られないことです。

これは日本の医療体制が優秀であり、医療関係者の努力の賜なのでしょう。

だが、それ故に、死亡者数の形状に変化が見られたその時こそ、第二波到来の本番なのかもしれません。

死亡者数の変化は新規感染者数に遅れて現れるのは、4月の第一波でも明らかです。

8月は再び大幅か感染者数が増加する可能性が高くなると思われます。

今後は特に死亡者数の変化に注視したいと思います。

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