2020/01/16から2020/08/09時点のデータを使って日本のCIVID-19の感染状況を分析してみようと思います。
まずは日本全国の日付別の感染状況を確認してみます。
第二波のまっただ中ですが、その規模が第一波を圧倒的に上回ることが特徴です。
それはグラフのバーの高さ、数を見れば一目瞭然です。
一日最多人数は毎週のように更新。
今回8/3〜8/9は、前回7/27〜8/2の一日最多人数、7/31に記録した1,575人を、8/7に1,599人で更新しています。
ただ、グラフの波を見る限り、爆発的な増加に衰えが見え始め、そろそろ頭打ちに近付いている感はあります。
次に都道府県別の直近一週間の感染状況を見てみようと思います。
感染地域は47都道府県の内の45都道府県。
前回7/27〜8/2に46都道府県にまで感染が広がっていたことを考えると、これはささやかながら好材料です。
残り2県ではありますが、日本全国の感染は今回免れました。
感染状況は相変わらず東京都が2,412人で圧倒的に多く、次に大阪府1,323人、愛知県996人と続き、福岡県821人、神奈川県653人、沖縄県610人、埼玉県417人、千葉県380人、兵庫県324人と続きます。
それ以下は100人台かそれ以下と数に開きがありますが、予断を許さない状況にあるのは違いありません。。
次に月別数字を確認してみます
4月第一波が11,080人に対し、7月第二波は17,348人までは確定です。
問題は8月。
8/9の時点で12,440人と4月第一波の一ヶ月の人数を追い抜いてしまっています。
この数字を元に8月の累計数字を予測すると、
12,440人÷9日×31日=42,848人
と、4万人越えとなりそうです。
最後に東京都と私の所在地である兵庫県の感染状況を比べてみます。
兵庫県の今回8/3〜8/9の一週間の新規感染者数は324人。
前回7/27〜8/2の298人を上回ります。
一方で今回と前回の一日最多人数を比べると面白いことが分かります。
兵庫県の今回8/3〜8/9の一日最多人数が61人だったのに対し、前回7/27〜8/2は62人。
今回が前回を下回ります。
これは東京都とも共通します。
東京都の今回8/3〜8/9の一日最多人数が462人だったのに対し、前回7/27〜8/2は472人です。
これは先の日本全国の状況で見られた数の増加の頭打ち、感染地域の46都道府県から45への減少を裏付けることにも思えます。
普通なら安心材料なのですが、生憎と次回から盆休暇という長期休暇を控える状況。
先の予想が大きく外れる可能性は高く、8月は7月以前とは大きく違った状況となりそうな気配です。