2020/01/16から2020/08/16時点のデータを使って日本のCIVID-19の状況を分析してみようと思います。
先に分析を行った日本版(2)で今回8/10〜8/16は、これまで毎週更新してきた新規感染者数にストップがかかったこと。
その他資料からも新規感染者数の増加に頭打ちを示す兆候が見られていること。
さらに、今回8/10〜8/16は盆の長期休暇と重なっており、この影響が出るのは次回8/17〜8/23以降なので、今回の結果に一喜一憂するのは時期尚早ということが分かっています。
上記を念頭に置いて、日本版(2)の分析に取り組みたいと思います。
まずは日本全国の感染者数・死亡者数・回復者数・PCR検査数を確認してみます。
まず分かるのは7・8月第二波の相変わらずの死亡者数の少なさ。
4月第一波と状況が同じなら、死亡者数はもっと多いはずなのですが、現実はそうなってはいません。
新規感染者数の爆発的な増加とは反比例する、非常に少ない状況が続いています。
若干の増加傾向こそ見られるものの、4月第一波とは一線を画します。
月別の数字を見てもそれは明らかです。
これが医療機関の努力の賜なのか、また、COVID-19の変異による弱毒化、あるいは日本人の集団免疫の獲得が進んでいることなのか、PCR検査の拡充と早期対応の結果なのか、現時点では判然としません。
しかし、7・8月第二波と4月第一波とは何らかの決定的な違いがあるようです。
ようやく世界版が完成したので、そういった部分も含めて分析に取り組めたらと思います。