2020/01/16から2020/09/27時点のデータを使って日本のCIVID-19の感染状況を分析してみようと思います。
まずは日本全国の日別・週別の感染状況を確認してみます。
週別のグラフを見ると、今回39週目(9/21〜9/27)の感染者数は3,004人で、前回38週目(9/14〜9/20)の3,438人を下回っています
これで32週目(8/3〜8/9)の9,579人をピークに7週連続で減少。
ここ4週連続で減少幅が減っているものの、ジリジリと減少が続いています。
次に都道府県別の直近一週間の感染状況を見てみようと思います。
今回39週目(9/21〜9/27)の感染地域は47都道府県の内の35都道府県。
前回38週目(9/14〜9/20)の36都道府県から1県の減少となります。
表を見ると、和歌山県・島根県・高知県・佐賀県で新たに感染者が発生、一方で秋田県・鳥取県・香川県・長崎県・宮崎県で感染者が0になるなど入れ替わりが激しい様子が確認されますが、いずれも1桁台の県ばかり。
毎週感染者数がジリジリ減少していることを考えると、感染地域も今後ジリジリと増えていく可能性があります。
一方で、感染地域が増加に転じると、状況に変化が起こっている可能性を示唆していると考えられます。
次回以降、感染地域の増減に注意を払いたいと思います。
次に月別数字を確認してみます
9/27時点の9月の累計感染者数は13,647人。
残り3日なので直近9/27の感染者数478人を3倍した1,434人の上記数字に加算すると
13,647人+1,434人=15,082人
となります。
もし、上記数字となれば7月の感染者数17,346人を下回ることとなります。
4月の感染者数11,952人は上回るものの、10月以降の感染者数減少に希望の持てる結果となりそうです。
最後に東京都と私の所在地である兵庫県の感染状況を比べてみます。
兵庫県の今回39週目(9/21〜9/27)の一週間の感染者数は99人。
前回38週目(9/14〜9/20)の105人を下回り、3週連続の減少となります。
しかし、いまだに36週目(8/31〜9/6)の87人を下回れずにいるのが気掛かりです。
一方で東京都も36週目(8/31〜9/6)で一旦増加に転じ、その後3週連続で減少に転じるところまでは兵庫県と同じ動きですが、東京都に関しては今回39週目(9/21〜9/27)が1,049人と、36週目(8/31〜9/6)の1,055人を下回り異なる動きを示しています。
次回以降も東京都の減少が続き、兵庫県も36週目(8/31〜9/6)の数字を下回ることになっれば、10月の数字は明るいものとなるかもしれません。
次に月別の東京都と兵庫県の感染状況を確認します。
兵庫県の9月の累計は20日の時点で399人。
残り3日なので直近9/27の感染者数16人を3倍した38人を上記数字に加算すると9月の予想累計感染者数は447人。
7月の累計感染者数514人を下回り、かつ4月の498人も下回ります。
同じ要領で東京都の9月の累計感染者数を予想すると4,440人+(144人×3)=4872人となり、こちらも7月の累計感染者数6,466人を下回り、4月のそれ3,248人は上回ります。
4月と7月の感染者数が兵庫県と東京都で異なるので、一概には比較できませんが、9月の感染者数の減少傾向は明らかなことは確認できるかと思います。
しかし、次回40週目(9/28〜10/4)は9/19〜22の四連休の影響が出始める頃合いです。
また、季節が秋に突入したことにより感染が広がりやすい状況。
さらに、国のGo To キャンペーンにより混乱が予想され、一本調子の減少は望めない状況となっています。
これらの要因をもろともせず、10月も減少が続けば、年末、さらには来年に向けて明るい展望が見え始めるかと思います。