2020/01/16から2020/12/06時点のデータを使って日本のCIVID-19の感染状況、11月の総括と12月の展望を分析してみようと思います。
まずは日本全国の日別・週別の感染状況を確認してみます。
日別・週別のグラフを見て明らかなのは45週目(11/2〜11/8)/・46週目(11/9〜11/15)・47週目(11/16〜11/22)の三段階での急上昇。
前週比+1,533人に始まり、3,695人、4,263人と四桁ラッシュが続きます。
前回の時点で四桁の感染者数の顕現は予想していましたが、見事に的中した格好です。
特に注目すべきは10,062人を記録した46週目(11/9〜11/15)の第二段階の上昇で、これは32週目(8/3〜8/9)に記録した第二波の最大人数である9,600人を一気に400人以上上回ります。
第二波より第三波が強力であることが証明されたことになります。
実際、上記表からもそれは証明されており第二波最多人数を超えた46週目以降は毎週の最多人数を更新しています。
48週目(11/23〜11/29)、49週目(11/30〜12/6)と上昇幅は減りましたが、48週目こそ前週比+45人と二桁ですが、49週目にすぐ930人と三桁に戻っていることから、12月の累計数字がどうなるのか余談を許さない状況となっています。
次に都道府県別の直近一週間の感染状況を見てみようと思います。
49週目(11/30〜12/6)時点の感染地域は47都道府県の内の46都道府県。
いよいよ残すところ1県という文字通り後のない状況となっています。
2020年残すところ一ヶ月となって、いよいよと言った感があります。
47都道府県で増えた地域は43、減った地域が4と圧倒的に増えた地域が多い状況。
また一ヶ月前の一週間を比較すると倍以上の増加を記録している地域が目立ちます。
2020年を終えた時点で感染地域がどうなっているのか、今から気掛かりなところであります。
最後に月別数字を確認してみます
10月の確定数字は47,154人。
過去最多の人数を記録することとなりました。
これは第二波8月の31,936人の約1.5倍。
前回の分析で3万人台の可能性を予想していましたが、悪い格好で裏切られたことになります。
12月も6日を経過した時点で13,875人と、このままの感染状況が続けば11月を更新する可能性が高そうです。
実際、経済支援策としてGo To トラベル・イート キャンペーンが政府主導で行われており、これらが注視される様子はありません。
感染が広がりやすい冬本番と相まって、12月の感染者数が11月を超えるのは間違いなさそうな気配。
年末年始は心穏やかに過ごせるような平和な状況ではなくなっているかもしれません。