2020/01/16から2021/1/31時点のデータを使って日本のCIVID-19の感染状況、1月の総括と2月の展望を分析してみようと思います。
まずは日本全国の日別・週別の感染状況を確認してみます。
確認できるのは2週目(1/4〜1/10)に43,471人でピークを付けていること。
2020年の実質最終週である1週目(12/28〜1/3)が23,746人に対し、約1.8倍もの急増を示しています。
このままの勢いで感染者数が増えると危機的な状況ですが、先述のとおり2週目(1/4〜1/10)にピークを付けた後は下落に転じています。
5週目(1/25〜1/31)には24,246人と1週目(12/28〜1/3)が23,746人に近い数字にまで減少しています。
第二波の最大感染者数が2020年32週目(8/3〜8/9)の9,599人であることを考えると、1週目(12/28〜1/3)の23,746人という数字は対比約2.5倍。
2週目(1/4〜1/10)だと43,471人は約6倍。
このまま減少に転じれば良いのですが、予断の許さない状況とも思われます。
当面は上記の第二波の最大感染者数2020年32週目(8/3〜8/9)の9,599人をいつ下回るのかが注目されそうです。
次に都道府県別の直近一週間の感染状況を見てみようと思います。
49週目(11/30〜12/6)時点の感染地域は47都道府県の内の46都道府県で全国制覇を残すところ1件という状況でかろうじて踏みとどまっていましたが、冬本番の12月・1月に入り47都道府県全てでの感染が確認されることとなりました。
さらに感染者数が47都道府県全てで上昇するなど、いかに年末年始の感染状況が深刻だったのかが分かります。
一方で2週目(1/4〜1/10)をピークに減少傾向が確認されているので、2月と1月を比べた時、47都道府県のどれだけが減少に転じているのかが今から注目されます。
最後に月別数字を確認してみます
2021年1月の確定数字は153,979人。
これは2020年12月の86,400人の約1.8倍。
2020年12月の86,400人、11月の27,141人、10月の17,523人を合計した151,064人よりもまだ2,915人も多い数字です。
2021年1月の数字がいかに多いかは、以下の2020年と20201年とを比較したグラフを見れば一目瞭然です。
2020年の233,677人に対して、2021年は一ヶ月で153,979人。
僅か一ヶ月で2020年の66%もの感染者数を記録しています。
1月も後半に入り、感染者数は減少傾向が見られますが、このまますんなりと2月に入っても減り続けるとは思えません。
2021年は、2020年の数字を僅か二ヶ月で超えてしまう可能性が非常に高そうです。