【PythonでCIVID-19分析】日本版(1) : 2月の総括と3月の展望 2021/2/28時点

投稿者: | 2021年3月8日

2020/01/16から2021/2/28時点のデータを使って日本のCIVID-19の感染状況、2月の総括と3月の展望を分析してみようと思います。

まずは日本全国の日別・週別の感染状況を確認してみます。

確認できるのは2週目(1/4〜1/10)に43,471人でピークに、明らかな減少に転じていること。

二月の最終週、9週目(2/22〜2/28)の7,061人は、第三波ピークの2週目(1/4〜1/10)に43,471人の約6分の一の数字であり大幅な減少と言えます。

また当面の目標数字だった、第二波の最大感染者数が2020年32週目(8/3〜8/9)の9,599人も下回っています。

しかし、その9週目(2/22〜2/28)の7,061人も、第二波の感染者数第三位、2020年9週目(8/10〜8/16)の7,260人を僅かに下回る程度であることを留意する必要があります。

今後は第二波から第三波の間の数字である3000〜4000人程にまでに、いつ到達するのかが注目されます。

次に都道府県別の直近一ヶ月の感染状況を見てみようと思います。

確認できるのは47都道府県の全てで感染者数の減少が見られること。

この点は、1月の第三波のピークから6分の1まで減少していることから当然の結果かも知れません。

しかし、1月に引き続き47都道府県の全てで感染者数が発生している状況に変わりありません。

いずれかの県で感染者数が0人が確認された時が、第三波収束の始まりかも知れません。

次に月別数字を確認してみます

2021年2月の確定数字は41,806人。

これは2021年1月の確定数字は153,979人の約3分の1の数字となり、大幅な減少となります。

しかし、昨年第二波の最大感染者数月の7月が31,935人であったことを考えると、COVID-19どことか、第三波の収束もほど遠いと考えざると得ない状況です。

当面は20,000人をいつ下回るかが注目されそうです。

最後に2020年と2021年の比較を行おうと思います。

1月の感染拡大が続けば、2021年の感染者数は2月の時点で2020年を上回りそうな気配でしたが、何とか踏みとどまった格好です。

しかし、これも時間の問題かもしれません。

海外では変異種の存在が確認され、急速に感染が広がっているという話しも出始めています。

実際に新たなロックダウンを検討し始めている国もあるようです。

一方で、ワクチンの接種が始まり、効果が出始めている国も出始めています。

今後は、国の対応で感染者数の増減に大きな変化が出始めることとなりそうです。

そんな中で、日本はというと、感染者数抑制・ワクチン接種体制の確保の双方で後手後手に回っている感は否めません。

引き続きCOVID-19と向き合いつつ、生活を送るという暮らしは続きそうです。

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