2020/02/08から2021/09/05時点のデータを使って日本のCIVID-19の感染状況、8月の総括と9月の展望を分析してみようと思います。
まずは日本全国の日別・週別の感染状況を確認してみます。
確認できるのは感染者数の圧倒的な増加。
34週目(8/16〜8/22)に157,405人に過去最高を記録。
明らかな第六波の到来と言えます。
34週目(8/23〜8/29)に153,878人、35週目(8/30〜9/05)には115,182人と減少が見られますが、第四波が4万人前半であったことから、依然としてそれらの3倍以上の水準。
以降も継続的な減少が進むかも分からず、余談を許さない状況と言えます。
次に都道府県別の直近一ヶ月の感染状況を見てみようと思います。
47都道府県の中、全てが増加。
8月の増加42、減少5から大幅な悪化。
7月の分析時点、増加2、減少45とは大きく様相を異にします。
以下は東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県の首都圏と、大阪府・兵庫県・愛知県・福岡県・北海道の過去緊急事態宣言発出地域の感染者数の推移を表示したグラフです。
いずれも過去最多を記録していることが確認できます。
特に東京都の感染者数は群を抜いており、今後が心配される状況です。
次に月別数字を確認してみます
2021年8月の確定数字564,016人。
前月7月の確定数字126,355人の約4.5倍という急激な増え方をしています。
第三波・第四波の約15.4万人と比較しても約3.7倍。
いかに8月第五波の感染者数が多いかが分かります。
8月は34週目(8/16〜8/22)に157,405人に過去最多人数を記録しましたが、その後の2週、34週目(8/23〜8/29)に153,878人、35週目(8/30〜9/05)には115,182人と減少が見られます。
依然として高水準の感染者数ではあるものの減少傾向が見られるのは悪くない兆候です。
緊急事態宣言も一部エリアで発出されており、このまま9月以降減少に向かう可能性もなくはなさそうです。
しかし、世界では新たにミュー株、イータ株などの変異株の存在も確認されており、現在のデルタ株に変わり、今後これらの変異株が猛威を震う可能性も考えられています。
すんなりと収束とはいきそうになく、COVID-19との戦いはまだまだ続きそうです。