【PythonでCIVID-19分析】世界版 : 2021年4月の総括と5月の展望 2022/05/01時点

投稿者: | 2022年5月14日

2020/01/22から2022/05/01時点のデータを使って世界のCIVID-19の感染状況、2022年4月の総括と5月の展望を分析してみようと思います。

まずは全世界の月別の感染者数・死亡者数を確認してみます。

以下は全世界の月別のグラフとなります。

2022年4月の累計死亡者数は92,184人。

3月の189,383人からほぼ半減という状況となっています。

さらにこれは2020年3月の41,718人に継ぐ少なさでもあります。

感染者数も25,136,844人で、こちらも前月3月の51,392,514人のほぼ半数。

感染者数は2022年2月から、死亡者数共は2022年3月から減少に転じていましたが、4月の減少幅の大きさには驚きを禁じえません。

特に死亡者数は前述雨のとおり、コロナ禍が始まって間もない頃に続く少なさ。

まだ判断するには時期尚早ですが、3年目に入ってCOVID-19を巡る状況にも大きな節目が訪れた感があります。

次に累計・直近一ヶ月・直近一週間の世界の感染者数・死亡者数トップ10を確認してみます。

累計の感染者数はグラフが正しく表示されない状況が解消しない為、右のグラフを参照します。

まず直近一週間で日本は感染者数のランキングが7位。

ドイツの感染者数が突出して多いものの、2位から5位まではほぼ横並び。

それ以降も緩やかな段差で、かつてのようなかつえのアメリカ・ブラジル・インドが突出して多い状況とは大きく状況を異にしています。

また、死亡者数に関しては日本はトップ10圏外となっています。

死亡者数に関しても同様で、かつてに比べて各国の差が縮まっているのが分かります。

直近一ヶ月では感染者数で6位となっていますが、こちらも死亡者数ではトップ10圏外となっています。

直近一ヶ月・一週間の双方で言えることですが、トップ10圏内の多くが先進国であることが注目されます。

2022/05/02時点の直近一週間の状況ですが、それとそれと比べても感染者数・死亡者数が大きく異なっていることが分かります。

2021/05/02時点の感染者数ではインドが2,612,354人と飛び抜けて多く、これを除外しても二位のブラジルが414,123人、10位のイタリアが82,088人。

対して2022/05/01時点の感染者数の最多はドイツの613,221人。二位のアメリカが381,004人、10位のスペインが107,444人。

飛び抜けて多いトップを外し、2位同士を比べると2022年が 381,004人に対し2021年が414,123人で減少が確認される一方、10位同士を比べると2022年が107,444人に対し2021年が82,088人と増加が確認されます。

次に死亡者数を確認してみます。

2021/05/02時点の死亡者数はインドが23,836人、ブラジルが16,842人と飛び抜けて多く、これを除外して3位のアメリカが4,686人、10位のペルーが2,402人。

対して2022/05/01時点の感染者数の最多がアメリカの2,407人。10位の韓国が715人となっています。

2021年のインド・ブラジルは外れ値として除外し、3位のアメリカ4,686人と2022年トップのアメリカ2,407人を比べると約半分の数字。

10位同士を比べても、2021年10位のペルー2,402人に対し2022年10位の韓国が715人で約3分の1にまで減少しています。

このことから感染者数にくらべ、死亡者数で明らかな改善が確認されます。

繰り返しになりますが、 コロナ禍も3年目に入ってCOVID-19を巡る状況にも大きな節目が訪れた感があります。

2022年からが猛威をふるい始めたオミクロン株。

感染者数をみるとその大きさは一目瞭然で確認されます。

一方で死亡者数では、それほど大きな影響を及ぼすには至っていません。

以前より増加に転じたものの、感染者数に比べれば僅かな増加。

過去の波にすら及ばない増加に留まっています。

ウクライナ情勢もありやや影の薄くなったCOVID-19ですが、ウクライナ情勢を抜きにしても同様の状況に思えるのは私だけでしょうか?

一部の国々ではゼロコロナからウィズコロナへの転換が進み始めています。

そ厳格なコロナ対策を行ってきた国々が、これまでの対策で感染者の封じ込めができなくなり、そうしていない国々と同じか、それ以下の結果しか出せなくなっていることから、自然な流れかもしれません。

4月は感染者数・死亡者数共に大幅な減少となりました。

しかし、それが確実なものなのかは5月の結果を待つ必要がありそうです。

大きな変化が確認される一方、まだまだ不確定な要素の多いCOVID-19。

BA.2やさらに新しい変異種XEの登場など、まだまだ油断できない状況が続くことは間違いなさそうです。

まだまだ感染収束には程遠い状況。

引き続き日本・世界の状況を追いかけつつ、感染予防に努めたいと思います。

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