2020/02/08から2022/09/04時点のデータを使って日本のCIVID-19の感染状況、2022年8月の総括と9月の展望を分析してみようと思います。
先に分析を行った世界版で月別・週別で感染者数がどちらも1位・死亡者数はどちらも2位であったことが分かっています。
また、全世界の感染者数・死亡者数で大きな改善が見られていることも分かっています。
一方で、各国の感染者数・死亡者数の数字のカウントに統一性がなくなってきている可能性も表出し始めています。
ただ、日本の感染状況が非常に多いことは過去と比較しても明らかです。
上記を念頭に置いて、日本版(1)の分析に取り組みたいと思います。
まずは日本全国の日別・週別の感染状況を確認してみます。
分かるのは8月の感染者数の多さ。
週別の数字を見ると未だに高止まりをしていることが分かります。
しかし、最終週の2022年36週目(08/29〜09/04)に過去週よりも減少が見られています
また、日別の数字でも同様に減少傾向が確認されています。
先述のとおり依然高止まりですが、厳守傾向に転じているのは間違いなさそうです。
次に都道府県別の直近一ヶ月の感染状況を見てみようと思います。
46都道府県が増加。
一方で沖縄県のみ減少となっています。
沖縄県のみ減少が9月減少の予兆なのかは結果を見てみなければ分かりませんが、先の分析からはその可能性はあり得るかも知れません。
次に月別数字を確認してみます
分かるのは8月の感染者数の圧倒的な多さ。
週別の数字だと過去最多の5,925,292人。
第五波の567,572人の約10倍。
第六波の2,103,477人の約2.8倍です。
前月7月の3,498,489人と比べても約1.7倍です。
あらためてオミクロン株の変異種BA5の感染力の強さが分かります
一方でオミクロン株の感染初期である2022年年初、第六波の動きを追うと、2022年1月に爆発的に感染拡大した後、翌月の2月にはピークを付け、その後は減少に転じています。
第七波も8月をピークに今後は減少傾向に転じる可能性が十分にありえそうです。
追記
2020年5月から開始し、6月から分析を開始した同ブログですが、今後も継続するかは微妙な状況となっています。
先の世界版でも述べましたがコロナ患者の数字の把握にばらつきが出ている可能性があります。
そして、日本もいよいよウィズコロナへと動き始めそうな気配です。
9月からはコロナ患者の全数把握が見直される公算で、対応は自治体に任せるとのこと。
自治体による対応の違いが数字の違いに現れる可能性があります。
同調圧力の強いお国柄なので気が付けば日本全国が同じ方法で数字を取得している可能性もありますが、その場合でも数字の信憑性に疑義が付きそうです。
当分析も元々は転職を目的としたプログラミング言語Pythonとデータサイエンスの学習の一環と始めたもの。
私自身も本格的な転職へ向けて次の段階に進む時が来たのかもしれません。