2020/01/16から2020/06/28時点のデータを使って日本のCIVID-19の感染状況を分析してみようと思います。
まずは日本全国の日付別の感染状況を確認してみます。
前回の分析から一週間が経過しましたが、確実に増え続けています。
単純にグラフを見ただけでも右肩上がりなのは明白。
特に6/28は112人と、100人だった5/14日の100人台を上回り、一気に110人台に突入しています。
前回の6/15〜6/21は60人台が2日・50人台が1日・40人台が3日でしたが、今回6/22〜6/28は110人台が1日・90人台が1日・80人台が70人台が1日・50人台が1日・40人台が1日と、人数の上限が確実に上がっています。
次に都道府県別の直近一週間の感染状況を確認してみようと思います。
前回は20都道府県だった感染地域が、今回は19都道府県と、1県減っています。
これを見ると良い兆候に思われますが、1週間の累計感染者数を見ると前回が380人に対し今回は560人となり、約1.5倍の増加。
1週間の感染者数は、先先々週275人、先先週287人、先週380人、そして、今週560人。
状況はやはり悪くなっていると判断できます。
今回特徴的なのは感染地域の入れ替わりが激しいことです。
愛知県・静岡県・岐阜県・三重県・新潟県・滋賀県・福島県・長野県の感染者がいなくなり、新たに栃木県、熊本県・徳島県・岡山県・和歌山県・群馬県・石川県で感染者が発生しています。
県をまたいでの移動が解除されたのが6/19で、これが感染地域の入れ替わりの激しい原因かもしれませんが、現時点では判然としません。
今回注目すべきは、首都圏と北海道での感染者の増加・集中だと思います。
東京都・埼玉県・神奈川県・千葉県、それに北海道。
緊急事態宣言の解除が遅れた地域が、そのまま感染者数の多さとなって現れています。
これは間違いのない事実です。
一方でPCR検査数の増加による影響もあるので、一概に危機感を募らせる必要もないのかもしれません。
首都圏に関しては、このまま増え続けるのか、また、増え続けた場合、どの人数に達した段階で再度自粛要請が出されるのかに、個人的には注目しています。
最後に東京都と私の所在地である兵庫県の感染状況を比べてみます。
5/17から感染者数0人が続いていた兵庫県でしたが、先週に3人の感染者が発生していました。
その為、今週の動きに注目していましたが、今週も感染者数3人と前週と変わらず。
また、1日の感染者も1人の日が3日で、後は0人と落ち着いた状況でした。
これを機に感染者数が上昇する可能性を考えていたので一安心です。
一方で東京都は連日の2桁更新。
20人台からスタートして60人台と確実に増加。
それは右肩上がりのグラフを見れば一目瞭然です。
来週以降落ち着くのか?
さらに加速度的に増加するのか?
自治体の対応も含めて、東京都の動きに注目したいと思います。